うーん…。うーーーーん…。なんと言えばいいのか…。荒川先生悪くないけど悪いよな…。とモヤモヤしてたら、エンドロールでハンバート ハンバートの「ぼくのお日さま」が流れて『そうだった。この映画はこの曲からできた物語だった。そうか』と妙に納得してしまった。タクヤの話だもんな…。でも、さくらの描写ももう少し丁寧にしてほしかったよ。さくらがアイスダンスに前向きになる過程がいまいちよく分からなかったんだよな…。湖に行く前に荒川コーチがあの言葉をかけてたら分からなくもないんだけど。
でも、池松くんと若葉くん演じる荒川と五十嵐のカップルの雰囲気は好ましかった。この2人のやりとりをいつまでも見ていたいと思った。いやでも結局、荒川は誰にも優しくないのかもな。立ち直るには誰かを代理にするんではなく、自分でけりをつけないと。そこからじゃないと、誰かのためじゃなく全部自分の都合になっちゃってるから…。
まぁでも荒川コーチは格好良いですよね。というかコーチはずるいよ。昔、ドラムを習ってたとき、先生のことが好きだったことを思い出してしまった。
そして、映像が綺麗だった。一面の雪景色。天然の湖の氷上のスケート。最後の5分くらい、あまりに綺麗な映像と「月の光」に誘われて、眠りそうになってしまった…。最近、涼しくなって”ねむみ”がやばいんだわ…。
ユーミンストーリーズも「冬の終り」がよすぎて「春よ、来い」は『うーん…』だったから、『僕はイエス様が嫌い』を観てみないと。エルメスの短編は良かったんだけど…。彼の才にまだピンときてない私は鈍感なのかもしれない。
<追記>
『90年代設定なのかな?』という感想を見て『そうか!それなら作品全体の印象が変わってくるぞ』となった。荒川コーチが車の中でカセット聴いてるのもガラケー使ってるのも『ん?』と思ったものの、そういう主義こだわりの人なのねと思ってしまっていたから…。いやでもそれにしても、さくらの描写はもう少し丁寧にしてほしかったよ。
というか、それならそれでなぜ今その時代の話をする必要があったのか新たな疑問が湧いてくるし、この物語にとって時代設定は大事な気がするから、ちゃんと言及してもよかったんじゃ?と思ってしまう。説明過多な映画は好きじゃないけど、必要な説明ってあると思う。まぁ結局私が鈍感ってことね。