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『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』

ベイビーわるきゅーれのシリーズ3作目『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』とそのドキュメンタリー映画『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』を連続鑑賞してきた!ドキュメンタリーの上映館と上映回数が思いの外少なくて、どうしようかと思ったけど、無事に連続で観れた!

ベイビーわるきゅーれシリーズは宇多丸さんが絶賛していて、観たいなーとは思いつつ、それこそ自主映画だったので上映館数も少なく観に行く機会を逃してたんだけど、去年NEWSが出たドリフェスを録画するために入ったCSでちょうど放送してたから観た!観たばっかりだったので、池松くんが出ると知ったときは、驚きつつも嬉しかった。壮絶アクションとゆる日常会話のギャップが魅力のこのシリーズに最強の敵として登場する池松くんがどのような化学反応を起こすのかワクワクしていた。

結果、池松くん演じる最強の敵、冬村かえでは怪物だった。けどめちゃくちゃ人間らしかった。だからこそ超絶怖かった!!怖可愛かった…。あと予告編で出てくる『お前たちに俺を殺すことはできない!』のセリフが思わぬところで出てきたし、おっしゃるとおりすぎて笑いそうになってしまった。おもしろ怖かった。

youtu.beそうなんだよな。怖くてとても人間臭い。そして、誰もが持っている心の底のトラウマ的な部分を刺激してくるようで、そこも怖かった。一歩間違えると私も冬村かえでになるかもしれないという怖さ。まぁ身体能力が違いすぎて、結局わたしどもは雑魚どまりだけど。なんか、この映画に触発されて犯罪を起こす人が出てきそうな、ジョーカー的な怖さがあった(ジョーカー観てないけど…)。でも、かわいいんだよな…。せつなかわいい。
つまり冬村かえでは魅力的だったし、それを体現した池松くんは素晴らしかったので、大満足でした。

そしてやはりアクションが壮絶だった。出演者全員が身体能力半端ねぇ。本編もドキュメンタリーも観てるこっちが力入ってしまった。特に、終盤でちさとがかえでに反撃するところの描写がとても痛くて、心の中で『ぬぉー』って叫びながら拳握りしめてた。

映画は月曜日に観たので既に数日経っているのだが、映画を観た後ネットで感想をちらほらみていたら、冬村かえでの不憫エピソード(創作)がわんさわ出てきて、みんな冬村かえで大好きじゃん…になった。愛されてるよ、かえで、よかったね…。しかも、みんなの心をつかんだお箸の件は、パンフレットによると池松くんが提案したアイデアらしく、思わず『さすが!』となってしまった。

あーあとこれは言わなくてもいいことではあるけど、ドキュメンタリーを観てたらどうしても、『シン・仮面ライダー』のことを思い出してしまって…。庵野監督は動ける池松くんとアクション監督のことをもう少し信用しても良かったのではないかと、改めて思ってしまった。それこそ、ちさとに出会えなかったまひろが、かえでになってたかもしれないように、庵野監督はうまくいかないことが重なって色々なことが信用できなくなって、かえでになってしまったのかもしれない…。これは大いなる私の蛇足だな。

いずれにしろ、『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』を観たら、また『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』が観たくなったし、ついでに『シン・仮面ライダー』のドキュメンタリーも観たくなった。ですよ。

 

映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』公式サイト

babywalkure-nicedays.com

映画『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』公式サイト

babywalkure-nicedays.com

▼主題歌の女王蜂「狂詩曲(Rhapsody)」もすてき!

youtu.be

あと映画を観た後だと、この動画の尊さが増す。