アカデミー賞作品賞を受賞した映画『ANORA アノーラ』観た。
素晴らしかった!途中から謎の涙が止まらなかった。そして、あのラストは確かに語りたくなる。単純に『どういうこと?』となるし、どうとでもとれるし…。
私はとにかくショーン・ベイカー監督の前作『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』が大好きで、その際の宇多さんの評を借りれば「人もしくは人の生き方をジャッジしない視線」がある作品で、ある意味長屋ものの名手なのかも。
あと、直接は描かずとも登場人物の行動の端々から、その人物の人生や事情が垣間見えて『あぁ…』となる。その描き方がスマートで洒落てる。例えばアノーラが親について聞かれたときの返答とか。
思わず笑っちゃうシーンも多かった。
初めてベッドで過ごすときのイヴァンのアホさと無邪気さには爆笑してしまいそうになった。
おそらく"アカデミー賞受賞作品"に惹かれてきたであろう老夫婦がチラホラいて、どんな感想を持ったかが気になった。とりあえず裸はバンバン出てくるし下品な言葉も飛び交うからね…。