アトロクで紹介されてから気になってたアマプラのドラマ「キラー・ビー」を観た。
すごかった。。ビヨンセのファンをモデルにしているみたいだけど、何かを熱狂的に好きになり、SNSをやったことがある人なら、何かしら思うところはあるはず。
何より急にモキュメンタリ―ちっくになる6話が秀逸で、コミカルに描かれる分余計怖い。すべてがエンタメ化されてしまって、その過激さ・過剰さ・異常さが分からなくなっていく怖さ。その現象の核には人間がいることを忘れちゃいけないよなと思う。ケースワーカーの言葉にハッとさせられる。
あと、4話のビリー・アイリッシュのカリスマ性ね。こうやって人は人に陶酔していくのね、というのを手際よく見せてくれるドラマの演出もすごかった。私もこの人の前では、何でも告白してしまいそう。さらっと描かれるけど、主人公ドレが告白する幼少期の話は結構重要な要素だったよな。でも、このカリスマをも覆すファンパワー！！爆発って展開はある意味爽快でもある。これを爽快だと思う私は、そっち側に行きかけてるのか？気を付けよう。。というかドレにとっての神は既にいるんだもんな。新たな神が現れてもそれは偽物にしかならない。
どんな感想を言ってもなんか嘘っぽくなってしまうので、とりあえずドラマをみてくれ！
