GOKROK!!

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「季節のない街」

ディズニープラスに入会し「季節のない街」を2話観た。www.disneyplus.com突飛な設定と突飛なキャラクターが出てくるのだが不思議とリアリティを感じてしまうのはクドカンならでは。くだらないなぁおもしろいなぁと思っていると、不意にホロッと心の奥底を突いてくる展開が待っているのも同じくクドカンならでは。その世界に池松壮亮がいる喜びを感じているのは私ならでは。
個性的な街の人たちの中で池松くん演じる半助がフラットに自然と溶け込んでいくのは、(インタビューによると)半助が宮藤さんを投影している案内人役だからか、池松くんの超自然体の演技がそうさせるのか。いずれにしろ、この先の展開で街の人と半助がどう絡んでくるのかどんな結末が待っているのか、すごく楽しみでしょうがないけど一気に観るのはもったいないので少しずつ味わいたいなと思っている。

「季節のない街」公式サイト

disneyplus.disney.co.jp

 

▼喜びの第一報
gokrok.hatenablog.com

クドカンと伊勢さんによる「池松壮亮映画祭」の感想

gokrok.hatenablog.com

 

あと全然関係ないけどディズニープラスに入ったら観ようと思っていた「すべて忘れてしまうから」は10月からテレ東でも放送するのね…。さすがテレ東だけど、何か少し損した気分(笑)まぁ放送前には観られるから観てしまおう!というか「季節のない街」クレジットの最後にも「製作著作テレビ東京」と出たので、そのうちテレ東で放送されるかも?(笑)

 

<2023年9月6日追記>

「季節のない街」やっと最後まで観終わった。笑って号泣した。やっぱクドカンはすごいな!
どうしてこんなに観終わるのが遅くなってしまったのかというと、7・8話の「がんもどき」編があまりに辛すぎて、ちょっと先に進めなくなってしまったというのが大きいのだけれど。そんな私に向けたのか?と思ってしまうほどの最後の最後の切れ味と自己批判性に『そんなの言われたら乾杯だわ』と思ってしまった。というか、9話の「たんばさん」が大分救われる話だったので思い切ってすぐに続き観ればよかったなと今になって思う…。
最近TVerでアップされた「11人もいる!」を見返していた時にも感じた『リトル・ミス・サンシャイン』を思わせるような爆笑しながら号泣する場面がこちらの最終回にもあって、クドカンはいつも所謂世間のはみ出し者と言われる人たちへのまなざしが温かいよなぁと思わされる。世間とはズレれいることを分かってはいるけど言わずにそこに居ることを否定しないって、これこそを多様性って言うんじゃない?と思うよな。
そんな世界観の作品に池松くんが存在していること、特に4話の「牧歌調」では素で笑っちゃってる場面が多々あって『あぁ!いいなぁ!こういうのが見たかった!』となった。コメディセンスもいかされ、運動神経を活かした場面も最後に用意され、クドカンありがとう!!また何かの作品で池松くんと一緒になることを願っているよ!
あー、あとあっちゃんが相変わらずかっこよかったな。クドカンならではの、この人にこの役やらせます?みたいな役だったけど、へへんって感じでこなしていたし、格好いいと同時になんかすごく可愛かった。それとトラ役のベーコンくんね。助演賞受賞級の素晴らしい演技だった。
あと関係ないけど、あっちゃんのラジオに出た時に池松くんが『ちび元気にしてる?』と気にかけていたちびと、勝地涼とともに加藤さんちに遊びにきて、加藤さんがロウソクに火をつける度に消して『へへっ』って笑ってた子は、同一人物だよなということにふと気が付き悶えてしまった。池松くんと加藤さんから寵愛を受けるお子、なんて幸運なんだ!あとベーコンくんは小山さんが連載している「猫びより」についこの間載ったよね。とか、NEWSと池松くんの繋がりをどうしても探してしまう私。増田さんは「PON!」に出ていたときに一緒の画面になったことはあるんだよなー。本当にいつかがっつり共演して欲しい!それがクドカン脚本のドラマとかだったら、泣いて喜ぶよ。