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NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 「NEWS EXPO」サンドーム福井10月1日公演(ネタバレあり)

NEWS EXPOの全公演が無事に終わったので(パチパチ)、楽曲ネタバレこみの感想を書いた。(というか文章は公演直後の10月上旬に書いた)

 

やっぱりNEWSライブの肝はオープニングよね。毎度どこから出てくるか分からないから、いつも初見は登場シーンを見逃すのよ…。みんなの歓声があがって『どこだ?どこだ?』ってなる。それくらい予想外ってことだけど。
そして、衣装ね。最高だよ。これって文化服装学院の方たちのデザインだったのかな?言うなれば三銃士。それぞれの体型にあったそれぞれの個性が発揮された衣装最高だった。特に加藤さんは長い前髪とパーマがかかった髪型も相まって、ヨーロッパ風な高貴さが非常に似合っていた。
「エンターテインメント」の間奏部分では、あえて踊らず私たちを見下ろすような形で立っていたのだけれど、その3人の立ち姿がすんごい格好良くて、前にも書いたけど、今まで生きてきて乗り越えてきた自信が滲み出た立ち姿だった。
そんで、小山さんが『怖気づいてここで Cry 悩むままに End of story? 掴むまで Survive You're the one who make it true』と歌いながらステージを前進するところが最高潮に格好良すぎて『ひぁー』ってなった。永遠にステージ上を前進してほしかった(笑)。

その後、続けて「ARealMan」「KMK」「夜よ踊れ」と初っ端からぶっ飛ばしていて、増田さん大丈夫?喉大丈夫?となるラインナップ。でも、歌声が会場中に響いていて最高だった。夜公演の挨拶で『前半声がでなくてすみません。と思ったら、途中から普通に声が出てすみません(笑)。増田、こんなもんです』って言ってたけど、全然分からないくらい初っ端から最高だった。

そんな中、増田さんの圧巻のアカペラから始まる「NEW STORY」ね。暗いステージ上でかすかに光が増田さんに当たっている状態でも、増田さんが全身全霊で歌っていることがハッキリと分かるシルエット、そして歌声。アカペラだからこそビンビンに伝わってくる熱があった。その他「青いベンチ」やもちろん増田さんソロ「hanami」など、増田さんの歌声を堪能できる場面が多々あるライブだったな。

そして、ソロと言えば、加藤さんの「人情心中」。まさに落語メタルロック。正真正銘の落語だった。世間話から入り、気が付いたら話(歌)が始まっていて、本題に入るところで羽織を脱ぐ。そしてお辞儀をして去っていく。去っていく加藤さんの背中をよくみるとそこには浮世絵の「見返り美人」の刺繍が!『うわっ!やりよった!』と思ったし、案の定その先に小山さんの背中が見えたときはWHITEのライブを思い出して興奮した。増田さんがパロディーしたくなるのも分かる(振り返った時、背中になんか絵書いてあるとも言ってたね)。
そしてエロの集大成(本人公言)の小山さんソロ「ミカエリビジン」。小山さんは立ってるだけで色気があるのよ。それに加えてあのダンスはエロの致死量を超えちゃってるのよ。ただ、私の個人的な趣味としてはスーツをキッチリ着こなしている方にエロを感じるタイプなので、シャツのボタンを上まで閉めてネクタイして、できればスリーピースのスーツを着て、歌ってる間にスーツを着たまま水を浴びてビショビショになって肌蹴ていく演出のエロをやってほしいと思った(何言ってんだ?わたし?)。

そしてそして、私個人としてこのライブのベストだった「100年前から」と「チューイングガム」。
「100年前から」は宇宙を感じさせるステージ・照明の演出(ステージ脇の席だった昼公演では気が付かなかったけど、夜公演の割とステージ正面だった立ち見席ではよく分かった)と最後ステージ上で撮影するカメラのカメラワークが天才だった。『君の隣だ』で増田さんが小山さんの肩に手を置くのも良い!何よりNEWSの歌声が曲にピッタリ合っていて歌が抜群に上手かった。演出と歌声で曲の世界観に没入できてウットリした。本当は「2人/130000000」の10周年ライブバラード版と続けて歌われていたら昇天してたけど、「100年前から」だけでも充分満足した。
そこからガラッと雰囲気が変わって「チューイングガム」が始まるんだが、もう後ろの映像がドストライクだった。特に『つり革の満員電車 窓の外走らす忍者』の件、要するに増田さんのラップ部分のイラストが最高だった。あと謎のキリン。こういうトンチキな歌が似合うし、なぜかおしゃれに見えるのもNEWSの強み。途中で腕を振り上げながら行進するところ(たぶん『あれやりたい これやりたい』の部分)もかわいかった。
アルバムを聴いてるときからこの2曲は好きだったけど、ライブの演出も最高で更に好きになった。

次に好きな流れだったのが「JUMP AROUND」「Tick-Tock」「Haqqy」。「JUMP AROUND」「Tick-Tock」はメトロックを経て自信もついたのか、なんなく歌いこなしていたし(「JUMP AROUND」はちゃんと踊ってた)、アルバム聴いていて、曲の展開がおもしろいし格好良いなと思ってた「Haqqy」は、ライブでも独特な演出だったし非常に格好良かった。格好良さで言ったら「Haqqy」が一番だったかも。

そして「We are Team NEWS」ね。盛り上がるとは思っていたけれど、予想以上の盛り上がりだった。まず、スカダンスが良い!前から思ってるけど、絶対にフェスに合うじゃん。フェス会場で皆がスカダンスしてる様子が見える。ドリフェスでもやって欲しいし(<追記>やったね!)、もっと広い野外フェスとかでもやって欲しい!もっともっとフェスに出て欲しい!NEWSに愛を叫べる歌だし、『君に触れたい』と言いながらにゅすちゃんたちでギュって固まるのずるいかわいいし、泣けてくるし。素晴らしい曲をありがとう!ヒデさん翔さん!

そして最後の「U R not alone」「劇伴」の畳みかけ。まさかこの2曲を連続で歌われるとは。「U R not alone」は私たちも思いっきり声を上げて一緒に歌ったけど、「劇伴」はNEWSのグループカラーでもある白しかないステージで、こちらに向かって励ますように歌ってくれた。ほんとうに白をバッグにして歌う姿は神々しささえ感じた。そうだよね『奪えないものを僕らは知っている』もんね。明るい未来を感じられる素晴らしいエンディングだったよ。

たぶん今まで評判だった演出を全部詰め込んだんだろうなと感じるライブだった。あと増田さんが考案したと思われる「NEWSニッポン」以降に着てた白の衣装は、「美しい恋にするよ」ツアーのオープニング衣装を思わせる衣装だったし、もうひとつこちらも増田さん考案だと思われるエンディングで着てたつなぎ衣装はメトロックからの流れだし、衣装にもこれまでの20年の歴史が感じられるのとても良かった。20年の歴史と集大成、そして美しい希望を叫ぶライブだった。

 

また、ダラダラと長くなってしまった。

▼曲以外のライブの感想や福井の観光記録などはこちら

gokrok.hatenablog.com