GOKROK!!

映画・音楽・MotoGP観戦・テニス観戦・お笑い好き ただのミーハー

『サン・セバスチャンへ、ようこそ』

実は、DOMi & JD BECKのライブを観る前に、恵比寿に来たからにはウディ・アレン映画観るしかないでしょ!ということで『サン・セバスチャンへ、ようこそ』を観た。恵比寿ガーデンシネマは超久々に行ったけれど、改装したわりに構造は前とあまり変わっておらず、すんごい懐かしさを感じた。綺麗にはなってたけどね。

肝心の映画は、相変わらずの自虐と皮肉満載で『あぁコレコレ』となったし、所詮人間はバカで愚かということを改めて突き付けられて、なんか楽になったし改心した。主人公がかつてクラシック映画の講師をしていたという設定だけあって、往年の映画のオマージュがふんだんに盛り込まれていて、映画知識うすうす人間にも『あぁこれはあの場面!』と楽しむことができた。ただし、そのシーンで繰り広げられている会話の内容が、あきれるほどくだらない内容で思わず『ぬははっ』って笑っちゃったよね。ほんと人間ってバカだなぁとなる。

あと『勝手にしやがれ』の映像が使われていたり、クリストフ・ヴァルツが出演していることに、少し安心したし嬉しくなってしまった。

恵比寿でウディ・アレン映画を観たあとにDOMi & JD BECKのライブを観るという、表向きにはハイソな都会人的時間を過ごしたけど、実際には人間って愚かで愛すべき存在なんだなと感じられる素敵な時間だった。

 

映画『サン・セバスチャンへ、ようこそ』公式サイト

longride.jp